あなたの身体を支える「バネ」はどこ?
足裏のバネ~アーチについて
こんにちは。
冷え込みますね!立春が過ぎてもまだまだ春は遠い気がしてしまいます。
さて、本日は足裏のアーチにいてお話します。
以前も紹介しましたが、わたしたち人間の足裏には3つのアーチがあります。
1. 内側 縦アーチ・・・(親指の付け根とかかとまでのアーチ、いわゆる土踏まず部分のアーチ)
2. 外側 縦アーチ・・・(小指の付け根とかかとまでのアーチ)
3. 横のアーチ・・・(親指と小指の付け根を結んだ甲の部分のアーチ、中足骨アーチともいう)
アーチは筋肉と靭帯に支えられ、骨が弓状に並んだ構造なのですが、
このアーチの働きは「バネ」!
歩行時の衝撃をこのバネが吸収し、また次の一歩を踏み出すときのテコとしても働いているのです。
3つのアーチはスプリングの役割をはたしており、衝撃を吸収すると同時に荷重を分散させることで
歩行をスムーズにし、身体を無理なく支えているのです。
人間のカラダってほんとうに良くできていますね。
しかし、逆に考えると・・・
このアーチのバランスが崩れてしまったら・・・!?
衝撃がストレートに膝・腰にひびき、背骨を伝わって頭まで達してしまう。
(膝痛・腰痛・首痛など)
圧の分散がうまくできず、足裏にタコ・魚の目ができてしまう。
(↑角質が厚くなるのは、皮ふが中の骨を守ろうとする防御反応なんです)
筋肉が落ちて、さらに体重が増加したら、当然アーチの負担が大きくなりアーチも下がってきてしまいます。
昔より足幅が広がった?と思われているかた。実は横アーチの低下が原因かもしれません。
一度低下したアーチを元通りにするのは大変ですが、「足指じゃんけん」で足裏を鍛えることも良いと思います。
初めはうまくできなくても、続けることが大切。
この季節は寒くて筋肉も縮こまりがちですので、入浴中やお風呂あがりなどですと温まった状態なので
やりやすいかと思います。無理のない程度に取り入れてみてはいかがでしょうか。
そして、「足底板」で足裏アーチのバランスを取り戻し、足本来の働きをもう一度できるようにサポートしてあげることも効果的です。
なってから。ではなく、「予防」という意味でも足底板を日常的に使用することをおすすめします。
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